2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

折口信夫『死者の書』を読む。

この一篇をして「日本近代文学の最高の成果」と呼ぶ人がいるようだ。例えば松岡正剛さんのサイトでは、「この作品が日本の近代文学史上の最高成果に値する位置に輝いていることを言わねばならない。この一作だけをもってしても折口の名は永遠であってよい」…

ゴンブローウィッチ『フェルディドゥルケ』、べケット『ゴドーを待ちながら』を読む。まず、前者。学校、下宿、地主貴族の館が舞台。それぞれの場所で行われている、それぞれの抑圧に粘り強く抵抗する主人公。学校では、生徒は無邪気で健全な青少年、と決め…

テストの結果が返ってきた。総合でB。基礎力はあるが、もっと確実にして次のステップに備えるべきとか。なるほど。文法力が特に不足している。すぐ申し込みを済ませる。4月から新しい生活が始まる。

サルトルの『嘔吐』を読む。存在の病。むき出しの存在。それらは、〈嘔吐〉として顕現する。しかし、自意識過剰すぎる。存在という語で何かを言ってるつもりなのが気に食わない。どうして、恥かしさがもたらすユーモアがないのだろう。ジュネのように、恥や…

今日は、病院の日。体調が安定してきた。とても喜ばしい。しかし、まだまだ、とも思う。いつもながら、子供が病んでいるのを見るのは、つらい。自分の無力が悲しく、世界の不条理が憎い。帰りに、シャツを買う。春近し。

テストを受けにいく。こじんまりとした小教室が、いい感じだった。それに、受講者は女性がやはり多そう。結果が早く知りたい。

波状言論を読む。リスク管理社会とセキュリティの問題は、深刻だ。なぜなら、それがなかなか理解さにくい、新しい不自由さをはらんだものだから。リバタリアンと工学の不幸な結婚に抵抗するには、非常に理論的な再考(自由の、リベラリズムの、)が必要だと…

はてなを始める

■ブログの可能性ってなんだろう。とりあえず、始めてみることに。■先日、女の子に逆ナンされた。ちょっと驚く。駅前でふらふら歩いていたら、その子が後をつけてきた。こっちを追い抜いた後、道端にしゃがみこみ、声をかけてもらうのを待っている。変な子だ…